看護の授業を見てみよう!~輸液ポンプ・シリンジポンプ編~
こんにちは。看護学科2年生です。
臨床看護総論の授業の様子をお伝えします。
今回は、病院や在宅医療の場での治療に関連する医療機器の原理や基本操作方法について学びました🧑⚕️
輸液ポンプとは
輸液ポンプとは、一定の速度で正確な点滴静脈注射を連続で行うための医療機器です。
シリンジポンプとは
シリンジポンプとは、流量が細かく設定でき、輸液ポンプよりも精度の高い薬液の注入ができます。
輸液ポンプ・シリンジポンプを使用する目的
少量でも身体に大きく作用する薬液を使用する際は、輸液ポンプ・シリンジポンプを使用して投与を行います。
静脈注射は血管から直接薬液が注入されるため、作用効果が内服薬に比べて速いです。
また、機器を使用することにより一定の速度で注入することができます。
輸液ポンプ・シリンジポンプを使用する際の注意点
機械で感知するエラーには以下のようなヒューマンエラー(人間が起こすミスのこと)があります。
・薬液の流量の間違い
・クレンメ(クリップのようにルートを挟んで流れを調節する器具のこと)の開け忘れによる閉塞エラー など
そのため何度も確認することが必要です。
安全な取り扱いをきちんと理解することが重要ですね✅
授業の感想
実際に輸液ポンプ、シリンジポンプに触れ、その仕組みや操作をしてみました。
学生からは、
「見ているのと操作するのとでは、違って難しかった。」
「薬液の設定は、看護師が行うから、間違えないようにしないといけないと思った。」
「アラームの音は、ちょっと焦るかな。」
「医療機器を操作して、看護師に近づいた感じがしたし、緊張もした。」
などの感想が聞かれました。
医学は、日々進歩しています。
医療機器や薬剤についても学んでいきます。
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